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▼国分寺崖線裾野の湧水を集めて流れる野川の最源流「真姿の池湧水群」の観測日誌 ▼ガイド・観察日誌・トピックス・インフォ→構成は「サイトマップ」「真姿の泉TODAY index」参照

2011年3月16日(水) [[観察日誌-4]本日の真姿の泉11年1月~12月]

もっとも津波被害のひどかった地区のひとつ、南三陸町志津川(宮城)で安否がわからなかった親戚一家が避難して無事であることがわかりました。
1万人が行方不明とされていたところで、航空写真で確認すると、親戚の家は跡形もなく流され、悲観的な情報ばかりでした。親族はみな、あきらめたくはなかったけれど覚悟を決めていました。そんな矢先に、まずメ-ルがはいり、その後、親族の一人に電話がはいりました。

岩手の山田で行方がつかめなかった親戚も、避難して無事であることがわかりました。

多くの避難所が、外部とまったく連絡がつかず、食料・物資の補給が得られない状況におかれていることが実感されます。
無事を知らせる電話は短くて、どんな様子なのかはまったくわかりませんが、過酷なものであることは間違いなく、無事とわかったとたんに、別の心配がふくれあがります。

「津波は天罰」と暴言を吐いた石原都知事にはハラワタが煮えくりかえる。
これが、そこらでかわされる「茶飲み話」なら、天罰だろうが、我欲がけしからんだろうが、お気楽に所感を述べることに罪はない。
しかし、津波の被災地のみならず、この東京自体がまさに非常事態である今、この瞬間、この都市の首長が記者会見の場所で、茶飲み話レベルのたわけ話を憚らないとは、それが暴言である以前に、危機管理能力が皆無であることを露呈した。

もはやこの首長には、首長たる資格はない。
この首長の全権をとりあげて、一刻も早く更迭したい。
もしも認知症であるのなら、一刻も早く保護しなければならない。

夜、国分寺市は停電。
灯火管制のような暗闇の中で、市の広報車が「外出するな」とふれ回っています。
夜、出歩いてはならないこの事態に、「戒厳令の夜」というフレ-ズが頭の中で鳴り続けていました。

東日本全域が非常事態に陥り、西日本がそれをバックアップしなければならないという、この国最大の危機において、「非常事態宣言」が出されていない。
菅首相が、焦点の定まらない空ろな目で、なぜか足踏みをしながら読み上げた「国民向けのメッセージ」からは具体的な状況はさっぱりわからず、政治ショ-としか思えない。

観測は休みました。

■気象
・天気:晴れのち曇り
・降雨量:0mm
過去の気象データ検索(気象庁 府中): http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=44&prec_ch=%93%8C%8B%9E%93s&block_no=1133&block_ch=%95%7B%92%86&year=&month=&day=&view=



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