23報～脱原発の議論に向けて（2011.3.19）

大地震と津波で原発が緊急停止した。ここまでは「自然災害」です。
でも、災害で緊急停止しても、原発から放射線は漏れないことになっていた。
絶対に安全だとされていた原発から放射線が漏れている。
緊急停止後の冷却が不能となり、爆発を起こし、沈静化させる方法が誰にもわからない。
引き金が災害であったとしても、今の事態は「災害」の範疇を超え、「事故」であり「人災」というよりありません。

この原発事故の結末は誰にもわかりません。
最悪のシナリオを回避させるために、今、命がけのミッションが行われています。

今、この瞬間に「反原発」のアクションが起きることの是非について、私には是とも非ともわかりません。
しかし、この原発事故によって、日本のエネルギ－政策が、「脱原発」に向かわざるをえないことは確かでしょう。

友人から、福島原発で何が起こっているかについての、緊急報告会開催の知らせがきました。
報告会の案内を、ここにそのまま掲載いたします。

---

緊急報告　　広瀬　隆/広河　隆一
「福島原発で何が起こっているか？
　　　　　　－現地報告と『原発震災』の真実」
【概要】
日　時：2011年3月23日(水)19：00～21：00（18：30開場）
会　場：早稲田奉仕園　スコットホール（定員200名）
地図URL：http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
アクセス：　東京メトロ東西線　早稲田駅より徒歩約5分
JR山手線・西武新宿線　高田馬場駅より　バスを利用する場合、
早稲田口より都バス(学02早大正門行き)西早稲田下車（所要時間約10分）
東京メトロ副都心線　西早稲田駅より（徒歩約8分）
入場料：１０００円（予約制）
※　必要経費を差し引いた収益は、東北関東大震災で被害に遭われた方々への支援金
に致します。
※　計画停電などの影響により、会の開催が不可能になった場合は、ご登録された
メールアドレスにご連絡を差し上げます。予めご了承ください。
【詳細】
地震大国日本。広瀬隆氏は原発の危険性を訴え、警鐘をならし続けてきた。
そして広瀬氏が予測した事態がまさにいま起こっている。3月11日に起こった東北関
東大震災。
翌12日、DAYS JAPAN編集長であり、フォトジャーナリストである広河隆一は現地に向
かった。
現場で見えてきたものは、マスコミが語るものとは大きく異なっていた。
広瀬隆氏と広河隆一が、福島原発で今何がおきているのかを報告する。
【広瀬隆 氏　プロフィール】
1943年東京生まれ。早稲田大学卒業後、大手メーカーの技術者として勤務。
その後、医学書、技術書の翻訳者を経て執筆活動に入る。
多数ある著書の中「東京に原発を！」（JICC出版社）、「ジョン・ウェインはなぜ死
んだか」（文藝春秋）、「危険な話」（八月書館）、「棺の列島」（光文社）、そし
て新作となる「原子炉時限爆弾～大地震におびえる日本列島」（ダイヤモンド社）、
などで原発の危険性を訴え、市民への呼びかけを続けている。
〔参加方法〕
以下の申込フォームをご利用ください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c858822d143575
※車椅子でご来場される方は、あらかじめお知らせ下さい。
●問い合わせ先●
デイズジャパン企画室
Eメール　[e-mail]
TEL [phone]

タグ：福島原発

コメント 2

コメントの受付は締め切りました

おはようございます。ご期待に添えず申し訳ございません。今２時間ほど寝て起きてしまいました。今からペットの世話です。大事な家族ですから。終わってから昼寝でも出来たら寝ます。ご心配ありがとうございます。
by オカジュン７６５ (2011-03-19 09:48) 

オカジュンさん、あなたが倒れてしまえば、ペットたちはどうなるの？今は体と脳を休めることが一番大事。ペットの世話でクールダウンしたら、ちゃんと仮眠をとってくださいね。
by お水番 (2011-03-19 09:55)