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▼国分寺崖線裾野の湧水を集めて流れる野川の最源流「真姿の池湧水群」の観測日誌 ▼ガイド・観察日誌・トピックス・インフォ→構成は「サイトマップ」「真姿の泉TODAY index」参照

73報~写真集「南三陸から 2011.3.11~2011.9.11 写真 佐藤信一」 [東京・国分寺市から~東日本大震災ルポ]

49報~頑張れ、志津川の信ちゃん!記録し続ける南三陸町地元カメラマン佐藤信一(2011.4.6)
に、イトコ佐藤信一の親友TSさんとおっしゃる方がコメントをくださり、写真集が出たことを教えてくださいました。

日本文芸社発売 佐藤信一著『南三陸から 2011.3.11~2011.9.11』
9月の終わりごろ、テレビで紹介されたそうです。

また、komekomeさんとおっしゃる方も写真集を入手され、感想を寄せてくださいました。

当初は、一般書店には出ないが書店からの取り寄せが可能ということだったので、さっそく注文しようと思いつつ、12/11のチャリティーコンサート準備に追われて書店に立ち寄る時間もなく、日にちだけが過ぎていきました。

先日、叔母が実家に立ち寄った時、国分寺駅ビル内の書店の店頭にあったといって、写真集を買ってきました。
どうやら、全国書店の店頭で売られるようになったようです。
真っ白い表紙の横長の本です。
手にとってページを開き、圧倒されました。

さっそく書店に飛んで行き、とりあえず2冊注文しました。
出版元に在庫はあるとのことで、火曜日に入荷するとのことでした。

その火曜日を待たず、今日、西国分寺駅前の別の書店に立ち寄ってみると、一冊、書棚に飾られていたので、即座に購入。

最初のページは、被災前の美しい南三陸町の風景。
祭り、一面のひまわり畑・・・。

そしてあの日。
津波の押し寄せる直前の海の不気味なしずけさ。

ページをめくると、何度も目にした、あの3月11日の恐ろしい光景。

信ちゃんは生まれてはじめて、自然を恨んだと書いています。
手書きの文字が心に迫ります。

海を見ながらたたずむ町の人の背中。
悲しみの表情。
祈りの姿。

そんな中でも、信ちゃんのレンズは町の人々の笑顔を捉えています。
町の写真屋さんだからこ捉えることのできる、構えのない笑顔。

そして信ちゃんの写真には、瓦礫の向こうに必ず、海や山が写りこんでいます。
町が姿をかえても、そこがどこだったかがずっとわかるように。

そして、この夏も咲いた一輪のひまわり。

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定価1500円。一冊につき300円が南三陸町に寄付されるとのこと。

詳細はこちら:
http://www.minamisanriku-kara.com/
『南三陸から 2011.3.11~2011.9.11』 著者:佐藤信一 | 発行:ADK南三陸町復興支援プロジェクト | 発売:日本文芸社
定価:1,500円(税別)(1冊に付き300円を南三陸町に寄付) | お問い合わせ先:mskr_prj@adk.jp

産経新聞:
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111015/bks11101508020002-n1.htm

元気村ブログ:
http://www.chikyu-genkimura.com/blog.html?id=156
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