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▼国分寺崖線裾野の湧水を集めて流れる野川の最源流「真姿の池湧水群」の観測日誌 ▼ガイド・観察日誌・トピックス・インフォ→構成は「サイトマップ」「真姿の泉TODAY index」参照

65報~8/9報道ステーション三浦俊章解説員の、陸前高田の薪についての酷いコメント [東京・国分寺市から~東日本大震災ルポ]

うちの夫は、温厚で我慢強く、しかしちょっとノホホンタイプで脳天気なところもあり、およそ声を荒げたのを聞いたことがない、まさに典型的な東北人。
その夫が椅子から立ち上がり、顔がひきつり、ワナワナと怒りに震えていました。

夫は夜、報道ステーションを見ていました。
問題のその時、私は別の部屋にいましたが、夫がテレビを見ているリビングにモノをとりに入ったら、夫がまさに怒れるオニのような形相で立ち上がって、「ヒドイ」という声が震えておりました。

報道ステーションのコメンテーター、朝日新聞論説委員の三浦俊章氏が、「被災地で風評被害に苦しむ方も、放射能の不安に苦しむ方も同じ被害者だ、京都バッシングになってはいけない」と発言。
それが夫の怒りに油を注いだのでした。

「京都にドクを持ち込むな」という一部の声に対して、薪が放射能に汚染していないことがはっきりしていることをしっかり説明する前に、根も葉もない風評をもって「世論」としたこと。
ここが問題なのであって、「京都バッシングはやめよう」などという論説委員のコメント自体がトンチンカン。

根も葉もない風評を「世論」としたことが批判されるのは当然のことでしょ?
三浦解説員は、「根も葉もない風評に踊らされた人も、不安にかられた被害者なのだからバッシングしてはならない」、と言っているわけだけど、オッソロしい論説ですね。
関東大震災の時の朝鮮人虐殺は、根も葉もない風評がまねいた大惨事の典型。
風評にあおられて虐殺に走ったヒトも、不安にかられてヤッたのだから被害者だ、という論法になっちゃうじゃない?

こういうコメントを公共の電波をつかって撒き散らすテレビの不見識。
私もあきれはてましたが、的外れで不可解な京都擁護、一体どんな力が働いたのでしょう。

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