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▼国分寺崖線裾野の湧水を集めて流れる野川の最源流「真姿の池湧水群」の観測日誌 ▼ガイド・観察日誌・トピックス・インフォ→構成は「サイトマップ」「真姿の泉TODAY index」参照

2011年8月7日(日) [[観察日誌-4]本日の真姿の泉11年1月~12月]

陸前高田で津波被害者の遺族らが鎮魂の思いを書いた薪を拒否した京都市の大文字保存会。
その事務局は京都市文化財保護課だそうだから、やっぱり行政の意向がからんでいたと見るべきでしょうね。

本当に残念な”事件”です。
64報~酷い話し~陸前高田の薪、「五山送り火」に使う計画中止に:
http://masugata.blog.so-net.ne.jp/2011-08-07-2

放射能が検出されなかった陸前高田の松を、放射能が心配という「世論」をタテに拒否。
ならば京都行政は、東日本からの物流を完全封鎖して、少なからず内部被爆している東日本の観光客も、福島の被爆者も完全シャットアウトして、事実上の”鎖国”をするのでしょうか。

これはまさに、死者に鞭打つ所業。誰だってそう感じる。
となると、いったい「五山送り火」には、死者の魂と関わるに足る資格があるのやら。
こんなお山に、尊い死者の魂をわざわざ昇らせることはない、高田松原の薪は京都になど行かなくてよかった、と思う人は少なくないはず。

そもそも、死者の魂にかかわることで、東北が京都とかかわりを持つことが間違いだった。
歴史的にもね、アテルイの時代からいろいろと、1200年の遺恨は本当は消えていないのだし。
ああまたしても、歴史は繰り返すのねと、東北人の多くは冷めた気持ちでこの事態を眺めているかもしれません。

それでもやっぱり私は腹立たしく、煮えくり返る思い。
この感情は、正直、どうしようもなく、ちょっと黙っちゃいられない。
それを自分のブログに書くことくらいしか出来ないのが歯がゆいね。

京都は見たくもないし、京野菜も買わない。
これからそんな形で、京都にもいろんなダメージがふりかかるのでしょうね。
京都にとっても、大きな損失でしょう。

京都の普通の市民や学生さんたちから、これからどんなアクションが出てくるかな。
せめてそれに期待したいと思います。

今日の、コメント欄は、閉じさせていただきます。

きょうのアメダス府中の最高気温は35.4度。
日中は太陽が照り付けていましたが、不愉快きわまりないニュースに腹を立てていると、突然にわかに掻き曇り、夕方からものすごい雷雨となりました。
あちこちで稲光が地面に突き刺さり、落雷の凄まじい音、そして、出動する消防車の凄まじいサイレン。
まるで不動明王の怒りかと思うほど。

仙台をはじめとして、東北地方は、今日、七夕。
初盆で多くの魂が帰ってくる。

久しぶりの観測でした。

■観測時刻
10:30

■気象
・天気:晴れのち雷雨
・気温(観測時):28.8℃(観測時)
・降雨量:5.0mm
過去の気象データ検索(気象庁 府中): http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=44&prec_ch=%93%8C%8B%9E%93s&block_no=1133&block_ch=%95%7B%92%86&year=&month=&day=&view=


■真姿の池湧水
(1)東端角、落ち葉・土砂に隠れて見えない。
(2)東端角から20センチあたり、落ち葉・土砂に隠れて見えない。
(3)東端角から西へ40センチあたり、落ち葉・土砂に隠れて見えない。
(4)60センチあたり、微弱な流水。
(5)東端角から西へ80センチあたり、流水見える。
(6)東端角から100センチあたり、微弱な流水。
(7)これより西100センチ~150センチくらいの範囲、、流水見えない。
(8)東端角から150センチあたり、微弱な水流。
(9)東端角から150センチ~200センチの範囲、水流見えない。

・第一堰:3筋 (3-) 擬木の  a (d) f に流水。 
20110807-1.jpg

・第二堰:4筋   無 無 微 太 太 中太 無 無
20110807-7.jpg

・水温(第二堰上):16.9℃(新しい温度計使用)(以前のものより0.8度ほど低い)
・水深(第二堰上):95mm↑ (前回6/19:115mm↓) 
1ミリ単位の計測:97mm (前回6/19:114mm) 

■弁財天の池
・池から隣家水路へのオ-バ-フロ-:あり。越流箇所の水位、低位。越流箇所中央の玉石の上5分の4が出ている。
・池:少しにごっている
・池奥(崖沿い)水路:少し濁っている。

■万葉植物園湧水
・洗濯場の堰(元町用水):たたき6センチ下あたりに水面。(コンクリ-トのたたきが傾いている補強のためか、たたきの前に木製の板が立てられている。たたきの水平面よりも2センチくらい上に出ており、板が5センチほど水の上に出ているので、8センチ-2センチ=6センチとした)

上流側
20110807-4.jpg

下流側
20110807-3.jpg

・石樋(植物園内):流水は前に飛び出している。石樋のフチぎりぎりに水面。
背後の滝、向かって右側微量、左側も微量。
20110807-5.jpg

20110807-6.jpg

■ナガエミクリ自生地
20110807-2.jpg

■リオン湧水
・元町用水にわずかに流入。
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