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▼国分寺崖線裾野の湧水を集めて流れる野川の最源流「真姿の池湧水群」の観測日誌 ▼ガイド・観察日誌・トピックス・インフォ→構成は「サイトマップ」「真姿の泉TODAY index」参照

2011年2月20日(日) [[観察日誌-4]本日の真姿の泉11年1月~12月]

定点写真が到着したのでアップします。(2/21)
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一日中、どんよりと曇り、時々、霧のような雨が降っていましたが、アメダス府中の降水量のカウントはゼロ。
湧水観測は、久々にフルコースをまわりました。

2/18の51.5ミリの雨で、真姿の池湧水第一堰は、太めの2筋と水滴が落ちる程度の細い1筋が見られるところまで増えました。
これまで使っていた温度計が壊れたので、新しく購入したデジタル温度計を使ってみました。以前のものより、温度が0.8度ほど低くでるようです。水温は、これまでのものでは17.3度前後でしたが、新しい温度計では16.5度でした。
これまでの温度計は、アルコールの温度計と比べ、やや高い数字がでるような感じがしていましたので、新しいものが正確かもしれません。しばらく使ってみて、温度計の個体差を特定したいと思います。
定点写真が到着次第、アップします。

午後からは、いずみホールにオペラ椿姫を観に行きました。
いずみホール主催で、アーツカンパニー所属のプロの歌手(国立音大出身で二期会会員が主)と、国分寺市民の合唱団の共演でした。
国分寺でオペラが見られるということで、客席は満席。チケットは即日完売だったそうです。

プロの歌手はさすがにすばらしい声量。そして、市民合唱団も華やかなドレスを身にまとい、すばらしい歌声でした。国分寺市の場合、市民合唱団の中にもソリストがいたり、そのような環境の中で活動していますから、レベルは非常に高いです。タンバリンを持って踊る場面もあり、目にも楽しいパフォーマンスでした。
むしろプロよりも、市民合唱団のほうに華があったように私には映るほどで、プロアマ混成のパフォーマンスにありがちな落差・格差を全く感じさせない舞台でした。

夜は自分のバンド(エスニック・キッチン)の練習。いずみ春の祭典のリハ・本番前の最後の練習でした。
このところの気が狂いそうな忙しさの中で、やっと書き上げた「星に願いを」のアレンジを試してみました。
本番直前までアレンジが完成しないなど、前代未聞。
細かいところにいろいろと問題も見えてはいますが、今回はこれで行くしかなく、本番は開き直るしかない・・。

なるようになるさ~~~!!

■観測時刻
11:00

■気象
・天気:曇り
・気温(観測時):8.9℃(新しい温度計使用)
・降雨量:0mm
過去の気象データ検索(気象庁 府中): http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=44&prec_ch=%93%8C%8B%9E%93s&block_no=1133&block_ch=%95%7B%92%86&year=&month=&day=&view=


■真姿の池湧水
(1)東端角、落ち葉に隠れて見えない。
(2)東端角から20センチあたり、落ち葉に隠れて見えない。
(3)東端角から西へ40センチあたり、落ち葉に隠れて見えない。
(4)60センチあたり、、微弱な水流。
(5)東端角から西へ80センチあたり、水流見える。
(6)東端角から100センチあたり、微弱な水流。
(7)これより西100センチ~150センチくらいの範囲、、微弱な水流。
(8)東端角から150センチあたり、微弱な水流。
(9)東端角から150センチ~200センチの範囲、水流見えない。

・第一堰:3筋 (3-) 擬木の  a  (d)   f に流水。  (d) は微弱。  
20110220-1.jpg

・第二堰:4筋   無 無 無 太 太 中 微 無
20110220-7.jpg

・水温(第二堰上):16.5℃(新しい温度計使用)(以前のものより0.8度ほど低い)
・水深(第二堰上):100mm↑ (前回1/19:110mm↓) 
1ミリ単位の計測:101mm (前回1/19:109mm) 

第一堰直下から上流側グレイチングの間の川底に埋め込まれている玉石、水面に出ている数:6個。
 11/1/9   第二堰上の水深が111ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。
 11/1/16  第二堰上の水深が109ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。
 11/2/20  第二堰上の水深が101ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は6個。

■弁財天の池
・池から隣家水路へのオ-バ-フロ-:あり。越流箇所の水位、低位。越流箇所中央の玉石の上5分の4が出ている。

・池:濁りなくきれい。
・池奥(崖沿い)水路:少し濁りが見られる。

■万葉植物園湧水
・洗濯場の堰(元町用水):たたきの5センチ下あたりに水面。(コンクリ-トのたたきが傾いている補強のためか、たたきの前に木製の板が立てられている。たたきの水平面よりも2センチくらい上に出ており、板が7センチほど水の上に出ているので、7センチ-2センチ=5センチとした)

上流側
20110220-4.jpg

下流側
20110220-3.jpg

・石橋たもとの擬木(洗濯場の堰の上流)水面に出ている長さ:325mm (前回1/16:324mm)

・石橋の上流側・下流側の干潟:
上流側の干潟、5分の1。
下流側の干潟、なし。

・石樋(植物園内):石樋の根元から溢れはない、流水はやや前方に飛び出している。
背後の滝、向かって右側中量、左側は少量。
20110220-5.jpg

20110220-6.jpg

■ナガエミクリ自生地
20110220-2.jpg

■リオン湧水
・量は少ないが、元町用水につながっている。
・道路下土管出口付近の川幅:110cm (前々回2/16:90cm)


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Julia

オペラ鑑賞・・・素敵ね♪

しかし、毎日アクティヴに過ごしてますねぇ。
元気だなぁ~(^^)
私も、見習いたいです(^^;
by Julia (2011-02-21 11:45) 

お水番

Julia さん、ようこそ。
オペラは守備外、実物を見るといろいろと面食らうというほうが正直なところ。
今回はオール日本語のオペラでしたが、私としては、どうせならダバダ語で意味がわからないほうがいいような気がしました。
毎日、忙しいのはありがたいことではあるのですが、歳には勝てず、ヨレヨレ状態です。
by お水番 (2011-02-21 12:53) 

オカジュン765

こんばんわ。まいど訪問おおきにです。
オペラですか。私は経験がないのでわかりませんが、高尚やな~と思いました。
この年になってまだロック、ロック言うてる自分は未熟者ですね。
by オカジュン765 (2011-02-21 23:15) 

お水番

オカジュンさん、ようこそ。
私は今は和楽器やってますが、もともとジャズ系なもんで、オペラは全然門外漢です。「椿姫」は、クラッシックやシャンソン系の音楽友達が大勢出演するというので見に行ったのです。
オペラは高尚な芸術扱いされてますが、瀕死のヒロインがコロラチュ-ラソプラノで高らかに歌ったり、誇張された歌と芝居は歌舞伎みたいだなあと思いました。
で、こんなオペラもあります!
http://blog.livedoor.jp/ethnickitchen/archives/51658758.html
by お水番 (2011-02-22 01:09) 

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