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▼国分寺崖線裾野の湧水を集めて流れる野川の最源流「真姿の池湧水群」の観測日誌 ▼ガイド・観察日誌・トピックス・インフォ→構成は「サイトマップ」「真姿の泉TODAY index」参照

2008年9月23日(火) [[観察日誌-1]本日の真姿の泉08年8月~12月]

■観測時刻
10:30

■気象
・天気:晴のち曇
・気温(観測時):25.5℃
・降雨量:0mm
過去の気象データ検索(気象庁 府中): http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=44&prec_ch=%93%8C%8B%9E%93s&block_no=1133&block_ch=%95%7B%92%86&year=&month=&day=&view=


■真姿の池湧水
・擁壁下湧出口:東端の角から噴出。中央の波紋が弱い。前日より、全体的に量が多い。
・第一堰:10筋 (10-) 擬木の ア(イ)ウab(エ)cdefから流水
・第二堰:8筋
・水温(第二堰上):17.4℃
・水深(第二堰上):150mm↓ (前日:140mm↑)

■弁財天の池
・池から隣家水路へのオ-バ-フロ-:あり
・池、うっすらと濁っている。 池奥(崖沿い)水路、ひどく濁って底が見えない。水路に鯉が3匹いるので、水路護岸から湧出しているものと思うが、濁り水が気になる。崖肌の土砂が水路に流入しているのか、湧出している水そのものが泥混じりなのか。

■万葉植物園湧水
・洗濯場の堰(元町用水):たたき冠水、奥に5センチほど。
・石橋たもとの擬木 水面に出ている長さ:222mm(前日:225mm) 前日よりも水位あがっている。
・石樋(植物園内):樋の中の水が盛り上がり、両側にたっぷりと溢れている。背後の滝2筋、大量。

■リオン湧水
・元町用水に大量に流入。
・道路下トンネル出口付近の川幅:125cm(大幅に増)

Memo
真姿の池湧水、植物園湧水、リオン湧水ともに増加。
特にリオン湧水は、大幅に増えている模様。9/8に真姿の池湧水の流水量指数が「10」、水深が155ミリの時に、リオン湧水の川幅は110センチだったが、今日は、真姿の池湧水の流水量指数「10-」、水深が150ミリ弱に対して、リオン湧水の川幅は125センチにもなっている。

Nature
▼どう見てもホオズキに見える実がなっているお鷹の道沿いの保全林、昨日まで見ていた実とは別の場所にオレンジ色の実が。で、よくよく見ると、まだ青い実がそこここにいっぱいなっている。一坪半くらいの場所に群生しており、これが全部色づくのが楽しみだ。

▼元町用水の上を飛ぶ赤とんぼ発見。

▼あちこちで彼岸花、まっさかり。

More
ずっと雨続きだったが、祝日の今日は久々に天気がよく、真姿の池遊歩道は観光客でいっぱい。お寺もお彼岸のお参りの人が大勢いた。

湧水の水温を計ったり、水深を測ったりしていると、必ずといっていいほど誰かしらに「何しているんですか?」と声をかけられる。
ざっと説明すると、これまた必ずと言っていいほど「ご苦労さまです」と、頭を深々とさげてくださる。
ここを訪れる人々は、皆、口には出さなくても、「こういう貴重な場所を大事にせねば」という思いを抱くのだろう。
頭をさげてくださることで、そういう思いが託されているような気持ちになる。

きょうは、2年前に来たことがあるという女性に声をかけられた。前に来たけど、今日は道に迷ったとのこと。
たしかに、駅からここまでの道はわかりにくいし、駅付近で地図がもらえる場所もわかりにくいし、現地には地図の案内板はないし、地図をもらえる場所もない。
まあ、観光地化していないところが良いのだけれど、もうちょっと「おもてなし精神」が必要かな、と思う。

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