▼国分寺崖線裾野の湧水を集めて流れる野川の最源流「真姿の池湧水群」の観測日誌 ▼ガイド・観察日誌・トピックス・インフォ→構成は「サイトマップ」「真姿の泉TODAY index」参照
2011年5月30日(月) [[観察日誌-4]本日の真姿の泉11年1月~12月]
浅川河川敷のお祭り「みんなちがってみんないい」が中止となり、なんだか気が抜けていたところ、今朝は演奏のオファ-の電話をいただきました。
国分寺市で朗読をやっている方からのお話で、「源氏物語」の朗読に横笛を入れてほしいとのことでした。
9月17日に、おたかの道湧水園で、小一時間の公演だそうです。
「源氏物語」の訳本は数々ありますが、今回は林望さんの訳を読むとのこと。
わ~面白そうと思い、二つ返事でお引き受けしてしまいましたが、ワタクシ、恥ずかしながら源氏物語をまともに読んだことがありません。
源氏物語に挿入する笛なんて、多分、既成のものはどこにもありませんから、何かしら曲をこしらえることになると思いますが、とにかくホンを読んでみないことにははじまりません。
で、本屋にすっとんで行き、とりあえず、林望さんの訳、全10巻から最初の2巻と、他に「一日で読める源氏物語」とかいう短縮形のホンやら、瀬戸内寂聴さんの解説本やら、田辺聖子さんの「私本」やら、吉井勇さんの一冊にまとまっているホンやら、マンガみたいなのやら、いろいろ取り揃えてまいりまして、あっちを見たりこっちを見たりしております。
曲を作るには、一枚の風景写真を見て即興的に笛を吹いてモチーフをつくり、それを譜面に書き留めて続きを構築していく、というやり方の時もありますが、いずれにしても、ともかくまずは頭の中に情景というか「絵」を描くことから始まるので、そのためにいっぱい資料を集めて勉強します。
なにか絵が見えてきたら、あとはメロディーが降ってくるのを待つ。
今回はブンガクですから、まずホンを読んでみて、さてさて、どんな絵が見えてくるのでしょうか。
で、とりあえずあれこれ読み始めましたが、ゲゲ、源氏物語に出てくる楽器は「琴」が圧倒的に多くて、笛の音の場面はほとんど出てこないみたいです。
琴の調べが聞こえる場面で笛を吹くっていうのも変ですし、いや、変じゃないか?変ですよね。
そして、源氏物語は案外、情景描写というものは少なくて、血気盛んなヒカルゲンジの行動描写が大半。
美女がたくさん登場するけれど、その美女がどのように美しいかという描写は少なくて、かわりに、不美人な人がいかに不美人であるかについては、こと細かに描写されています。
これって、曲になりにくいよねえ~~。
というわけで、ちょっとアテがはずれたといいますか、これは難行苦行、生みの苦しみになるかも・・。
しかしまあ、まだ上っ面をツラっと眺めただけですから、これからじっくり読み込みながら戦略を練るといたしましょう。
観測は休みました。
■気象
・天気:雨のち曇り
・降雨量:20.5mm
国分寺市で朗読をやっている方からのお話で、「源氏物語」の朗読に横笛を入れてほしいとのことでした。
9月17日に、おたかの道湧水園で、小一時間の公演だそうです。
「源氏物語」の訳本は数々ありますが、今回は林望さんの訳を読むとのこと。
わ~面白そうと思い、二つ返事でお引き受けしてしまいましたが、ワタクシ、恥ずかしながら源氏物語をまともに読んだことがありません。
源氏物語に挿入する笛なんて、多分、既成のものはどこにもありませんから、何かしら曲をこしらえることになると思いますが、とにかくホンを読んでみないことにははじまりません。
で、本屋にすっとんで行き、とりあえず、林望さんの訳、全10巻から最初の2巻と、他に「一日で読める源氏物語」とかいう短縮形のホンやら、瀬戸内寂聴さんの解説本やら、田辺聖子さんの「私本」やら、吉井勇さんの一冊にまとまっているホンやら、マンガみたいなのやら、いろいろ取り揃えてまいりまして、あっちを見たりこっちを見たりしております。
曲を作るには、一枚の風景写真を見て即興的に笛を吹いてモチーフをつくり、それを譜面に書き留めて続きを構築していく、というやり方の時もありますが、いずれにしても、ともかくまずは頭の中に情景というか「絵」を描くことから始まるので、そのためにいっぱい資料を集めて勉強します。
なにか絵が見えてきたら、あとはメロディーが降ってくるのを待つ。
今回はブンガクですから、まずホンを読んでみて、さてさて、どんな絵が見えてくるのでしょうか。
で、とりあえずあれこれ読み始めましたが、ゲゲ、源氏物語に出てくる楽器は「琴」が圧倒的に多くて、笛の音の場面はほとんど出てこないみたいです。
琴の調べが聞こえる場面で笛を吹くっていうのも変ですし、いや、変じゃないか?変ですよね。
そして、源氏物語は案外、情景描写というものは少なくて、血気盛んなヒカルゲンジの行動描写が大半。
美女がたくさん登場するけれど、その美女がどのように美しいかという描写は少なくて、かわりに、不美人な人がいかに不美人であるかについては、こと細かに描写されています。
これって、曲になりにくいよねえ~~。
というわけで、ちょっとアテがはずれたといいますか、これは難行苦行、生みの苦しみになるかも・・。
しかしまあ、まだ上っ面をツラっと眺めただけですから、これからじっくり読み込みながら戦略を練るといたしましょう。
観測は休みました。
■気象
・天気:雨のち曇り
・降雨量:20.5mm
過去の気象データ検索(気象庁 府中): http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=44&prec_ch=%93%8C%8B%9E%93s&block_no=1133&block_ch=%95%7B%92%86&year=&month=&day=&view=
こんにちは^^)
リンボウ先生の訳本なんですね!
ゼロから源氏物語に合わせた曲をお作りになるなんて
素晴らしいことですが大変なご苦労かと拝察いたします。。。
by rtfk (2011-06-02 14:17)
お水番さん こんばんは^^
しばらくお休みいただきます^^
50近くなると持続力維持できませんね・・Orz
by erucat (2011-06-02 19:01)
rtfkさん、こんにちは。あんまり縁が無いと思っていた源氏物語が巡ってきました。リンボウ先生の訳は、現代語でサクサク読めます。助かってます。
曲のほうは、場面にあわせて部分的に挿入していくだけとは思いますが、ホントにどうなることやら。
by お水番 (2011-06-02 19:47)
erucatさん、こんばんは。
どうぞご無理のないよう。
ワタクシなどは、まだアラフィフと思っていましたら、あらあらアラカンゾーンに突入しておりました。歳にあわせて、ほどよい加減というものを覚えなくてはと思いますが、なかなかそうはなりません。困ったものです。
by お水番 (2011-06-02 19:57)