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新緑ステージ5.15(本多公民館新緑まつり3日目)レポート [インフォメ-ション&レポート]

新緑ステージ本番。朝から快晴です。

朝起きたら、喉の痛みは消え、首も普通にまわっていたので、やれやれです。

8時半に会場入り。長~~~~い一日が始まりました。
音響さん、照明さんと打ち合わせ。
一時間かからずに、きっちり仕込みを終わらせてくれて、9時半からエスニック・キッチンのリハーサル。
いつになく、演奏の出来がよろしい。が、こういう時に限って、録音機をまわしていない・・・。

10時から演劇のリハ。
10時半から、ケーナ(南米の縦笛)のグループのリハ。ケーナの他、サンポーニャやチャランゴ、ギターがはいって、いつもながらの素晴らしいアンサンブル。私、このグループのファンなのです。

11時に午前中のリハーサル終了。
11時15分から、コンサート午前の部スタ-トですが、開演に先立ち、震災について見舞いの言葉を述べさせていただくために、3分早くスタート。
大地震や大津波で被災された方々へのお見舞い、お悔やみを申し上げ、新緑まつり開催に至った経緯についても少しお話しました。
この新緑まつり開催にあたり、このような時期にお祭りをしてよいものかという議論もありましたが、私たちは、この新緑まつりが目指すものとして、「広げよう 育てよう 市民の輪」というテーマをかかげました。市民と行政とが協力して、一体となって地域の輪を広げ育てることが、このような時こそ大事なのではないかということをみなで確認しあって、開催へと漕ぎ着けました。
今日の出演者一同、このようなことを心に置いて、そして一日も早い復興を祈りながら、力いっぱい、ステージをつとめたいという決意表明などをお話させていただきました。

定刻11時15分きっちりに、一番目のオカリナグループの紹介へ。
まだ、立ち上がって間もないグループですが、14人の息がそろってとても美しいサウンド。
持ち時間20分をきっちり使って終了。

2番目がケーナの会。このグループはマイク7本つかいます。
裏方はエスニック・キッチンの男二人。グループや曲の紹介に楽器の紹介もとりまぜて司会でつないでいる間にセッティング終了。
本番も素晴らしい出来でした。
こちらも定刻12時に終了。

すぐさま、八重山文化研究会の舞台リハ-サル。このグル-プは、三線・太鼓・笛の演奏プラス歌プラス踊りで、舞台転換もいろいろあって、舞台の上での演者のほか、下手袖でも演奏してマイクで拾います。
込み入っているので大変です。
到底、20分のリハでは終わりませんが、お約束どおり終了してもらい、太鼓っこクラブのリハへ。
障害を持っている青年たちの和太鼓グループで、和太鼓10年以上のキャリアを持つメンバ-もたくさんいます。
1時10分ほど前にリハを終え、1時ちょうどからコンサート午後の部を定刻どおりスタ-ト。

他のスタッフは、太鼓っこクラブのリハの間に昼ごはんを食べに行ってもらいましたが、私は食事する時間ナシのまま、太鼓っこクラブの演奏に加わります。
今年は、即興的な笛にあわせて、メンバーがまったくの即興で一人ひとり、太鼓をたたきます。
題して、「寄せばやし」。お客さん、喜んでいます。
二曲目の「輝けばやし」は、太鼓っこの十八番です。これも楽しい太鼓です。
大きな拍手をもらって終了。まったく本番に強いったらありません。

二番目は三線グル-プ。全員が三線をかかえ、弾きながら歌います。
ここも、立って歌う人、座って歌う人といろいろで、セッティングスタッフ、大奮闘の間、おしゃべりで繋ぎます。
このグル-プも、聞くたびに腕をあげています。
沖縄独特の発声と節回しがここちよいです。

三番目は私たちエスニック・キッチン。
ここまでの進行でかなり疲れています。頭の中は全体の段取りのことが占めているので、自分たちの演奏は、ついでにやったみたいな感じです。
しかし、進行係兼任で演奏すると、演奏の時、緊張というものをしないのは不思議。あまりに忙しくて、緊張するのも忘れたという感じです。

四番目の八重山文化研究会は、定刻1分前にスタート。きっちり30分の舞台構成はお見事。演奏、歌ともに素晴らしく、特に踊りが圧巻でした。最後の演目は、お客さんを誘い込んで、みんな踊り出しました。
定刻まで1分を残して終了したので、休憩を16分とって、2時55分ちょっきりに、最後の演劇グループがスタート。
谷川俊太郎の「戦争と平和」という詩から、4本の別々の脚本を作って、4組の夫婦を演じるという面白い試みでした。

朝11時15分開演から午後3時半終演の長丁場で、途中、1時間の昼休みを入れましたが、午前中のお客さんが午後も戻ってきてくれたりして、常時お客さんが70人ほど入ってくれました。満員御礼というほどではなかったですが、まずまずの入り。
3日間の新緑まつりは、2日目の土曜日に人が押し寄せ、最終日の日曜日は閑散とするのが常ですが、今年は随分、人が入ってくれました。

途中、予定外のことがいろいろ起きましたが、早めの手当てで無事に切り抜けました。
舞台は本当にいろいろありますが、まあ、これが常です。
定刻どおりにキッチリ進行したのが何よりでした。
時間どおりに進むと、出演者があわてたり、待ちくたびれたりせず、それぞれのグル-プの心の準備が最良の状態で次々にステージに出てゆけます。
結果として、持てる力を目いっぱい出せるので、お客さんも飽きずに聞いてくれるようです。

それぞれに素敵な舞台でした。
写真をアップしたいところですが、身内はてんてこ舞いで写真どころではなく、今のところ写真ナシです。
客席で何人も写真やビデオを撮ってくれていましたが、どなたも存じ上げない方たちでした。


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rtfk

滞り無く成功されたようでよかったですね^^)
目が回る思い出いらしたでしょうけど・・・
お近くだったら撮影班の猫の手くらいはできたかもしれません(^w^)
by rtfk (2011-05-17 09:21) 

お水番

rtfkさん、本当に、お近くだったら是非、お願いしたいところです。
写真の腕は、猫の手だなんて、神の手ですもの。
当日、首はまわったのですが、目もまわりました。
3~4年前までは、「ミニコンサート」と呼んでいたのですが、だんだん大掛かりになってきて、来年も出るとしたら、スタッフを増強しないと追いつきません。
録音はしっかりとれましたので、ちょっと休んでから、編集してアップしたいと思います。
by お水番 (2011-05-17 09:31) 

erucat

お水番さん こんにちは^^
お邪魔するのが遅れ気味で申し訳おりません^^;

素晴らしいステージになったようですね^^
音楽は人の心を豊かにし癒してくれる大切な存在だと思います♪
是非次回は写真をお願いします(笑)

過去記事nice押し逃げになりますがお許しください^^;
by erucat (2011-05-17 12:51) 

お水番

erucatさん、ブログは書くのも見るのみ、マイペースで参りましょう。
追われると苦しくなりますから。
コンサートの写真がないとさびしいですね。
公民館の職員が撮った記録用の写真でももらってきますかね。
by お水番 (2011-05-18 09:52) 

オカジュン765

こんばんわ。まいど訪問おおきにです。
無事終わられたようで何よりです。
私はスカバンドをやっていていつも始まる直前にバタバタするタイプで困っています。チューニングをお客さんの前ですることもしばしばです。
by オカジュン765 (2011-05-18 19:58) 

お水番

オカジュンさん、たしかトロンボーンでしたよね。
チューニングは、私たちも舞台の上でやりますよ。
もっとも、篠笛はただの竹の棒ですから、マウスピースのついている管楽器のようなチューニングは出来ないのですが。
ただ、笛の角度と息の強さで、半音近くピッチが変わるので、耳で聞きながらピッチをあわせます。

by お水番 (2011-05-19 00:11) 

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