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▼国分寺崖線裾野の湧水を集めて流れる野川の最源流「真姿の池湧水群」の観測日誌 ▼ガイド・観察日誌・トピックス・インフォ→構成は「サイトマップ」「真姿の泉TODAY index」参照

2011年3月21日(月・祝) [[観察日誌-4]本日の真姿の泉11年1月~12月]

本当ならきょう3/21は名水の会の総会だったが、3/18の緊急幹事会で中止を決定。50名ほどの会員全員に中止の連絡をつけた。
ものごとを始めることは簡単だが、停止させるのは容易なことではない。それは原発も同じだ。
昨日3/20のバンド練習は、早々と中止決定していたが、今夜予定していた別のバンドの練習も中止。
計画停電夜の部は中止とわかっていたが、バンド練習という気分ではない。
4月の頭に予定していた山と温泉旅行も、日延べしましょうということになった。なにせ東京には、ガソリンが無いのだから。

ス-パ-の空になった棚を視察して「これは買占めだ」と直感し、即決で「買占めしないでくださ~い」とテレビで呼びかけたれんほー大臣、その後、とんとお見かけしませんが、いったいどうされたのでしょう。たしか、キキカンリ大臣とやらを拝命されていたはずですが。「買占めするな」のひとことだけで、キキカンリは終わったんかい。

おかげさまで、東京都民はネット上で袋叩き状態らしい。
架空のワルモノをこしらえて、みんなで叩きたい気分が、この時代に蔓延しているということか。

「不要不急のものは買うな」と政府やテレビが叫んでいるが、かつて誰も経験したことのないこの「輪番停電」が続く中で、「停電難民」とならないための食材や日用品の買出しを止めることなんて誰にもできない。不要不急どころか、この東京で生き抜くために必要不可欠なことだから。
ネットやテレビでどれだけ叩かれようと、輪番停電に右往左往しながらも、制御不能の大規模停電に陥らせないために、日々闘っているのは都民なのだ。
電力需要が供給を上回った瞬間に、首都圏は大停電に陥る。首都の機能が停止すれば、東北の被災地救援どころではなくなり、危機は首都圏にとどまらず、西日本にも波及するのだ。

「不要不急のものは買うな」と政府やテレビが叫ぶなか、本当に不要不急のものは徹底的に売れなくなる。
大都市圏での買い控え、消費の冷え込みが、経済をますます失速させる。
節約して義援金に回すのもいいが、焚き火に水をかけながらマッチを擦っても意味はない。
「東京でものを買うと、被災地に物資が届かない」という「トップダウン」から生まれたデマが、この国を危機に陥れようとしている。

3月21日、春分の日だというのに、春がどんどん遠のいていく。

きょうの東京は昼間の一瞬、わずかに10度を越えたが、昼過ぎには10度を下回り、夜ともなると、暖房を切った部屋の中は寒かった。
東京は今、たしかにある種の「被災地」だ。むしろそれを、みながしっかりと受け止めることが大事だと思う。
東北の被災地の惨状のことよりも、私はここ東京のことを書いていこうと思う。

今、南三陸町志津川や、岩手の山田町の岬の上に避難している身内は、命は無事との確認はとれたものの、その後はまた連絡が途絶えている。
町の人口の半数が死亡・行方不明となっている場所で、生き残った人々にとっても、親戚・知人の半分を失ったその心情を思うと、そして、避難者がおかれている過酷な境遇を思うと、身を切られるような思いがする。
だがその思いは思いとして、私はこの東京に住む一介の主婦・生活者の目線で、身の回りのことを書いていこうと思う。

観測は休みました。

■気象
・天気:雨
・気温(観測時):℃
・降雨量:17.0mm
過去の気象データ検索(気象庁 府中): http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=44&prec_ch=%93%8C%8B%9E%93s&block_no=1133&block_ch=%95%7B%92%86&year=&month=&day=&view=


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