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▼国分寺崖線裾野の湧水を集めて流れる野川の最源流「真姿の池湧水群」の観測日誌 ▼ガイド・観察日誌・トピックス・インフォ→構成は「サイトマップ」「真姿の泉TODAY index」参照

2010年11月7日(日) [[観察日誌-3]本日の真姿の泉10年1月~12月]

2~3日、更新が遅れました。12/17に東久留米で開催される湧水保全フォーラム全国大会にポスター出展する準備をはじめています。
真姿の池湧水の観測をはじめて7年。この7年間のヒストリーをまとめてみようと思っています。(11/10)
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7日午前中、国分寺まつりをのぞいてから湧水観測へ。
午後からは、地下水保全プロジェクトセミナーに参加しました。

10月下旬から11/1未明までに降った雨の影響で、真姿の池湧水はだいぶ増えていました。
前回11/1午後の観測の際、リオン湧水や植物園湧水は盛大に増加していましたが、真姿の池湧水はさほどでもなく肩透かしをくらったよう。
今日は先週よりもグンと増えていましたが、やはり、真姿の池湧水はほかの湧水よりも水量の増え方が遅いようです。
減る時は早く減って、増える時は遅く増えるという具合に、昔とは随分、違ってきてしまったようです。

■観測時刻
11:00

■気象
・天気:曇り
・気温(観測時):15.2℃
・降雨量:0mm
過去の気象データ検索(気象庁 府中): http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=44&prec_ch=%93%8C%8B%9E%93s&block_no=1133&block_ch=%95%7B%92%86&year=&month=&day=&view=


■真姿の池湧水
・擁壁下湧出口:
(1)東端角、噴出するようなはっきりとした流れが見えた。
(2)東端角から20センチあたり、噴出するようなはっきりとした流れ。
(3)東端角から西へ40センチあたり、噴出するようなはっきりとした流れ。
(4)60センチあたり、はっきりとした流れ。
(5)東端角から西へ80センチあたり、はっきりとした流れ。
(6)東端角から100センチあたり、水流見える。
(7)これより西100センチ~150センチくらいの範囲、水流見える。
(8)東端角から150センチあたり、水流見える。
(9)東端角から150センチ~200センチの範囲、水流見える。

・第一堰:筋 (9-) 擬木の(ア)(ウ)a b (エ)c d  e  f に流水。 (ア) (ウ)は微量
20101107-1.jpg

・第二堰:8筋   微 中太  中太 極太 極太 太 太 微
20101107-7.jpg

・水温(第二堰上):17.3℃

・水深(第二堰上):135mm↑ (前回11/1:135mm) 
1ミリ単位の計測:137mm (前回11/1:135mm) 

第一堰直下から上流側グレイチングの間の川底に埋め込まれている玉石、水面に出ている数:0個。
10/1/26 第二堰上の水深が85ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は18個。
 1/31 第二堰上の水深が84ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は17個。
 2/3  第二堰上の水深が84ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は18個。
 2/7  第二堰上の水深が83ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は19個。
 2/10 第二堰上の水深が84ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は20個。
 2/21 第二堰上の水深が86ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は17個。
 3/22 第二堰上の水深が99ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は7個。
 3/28 第二堰上の水深が104ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は5個。
 4/18 第二堰上の水深が108ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は2個。
 4/25 第二堰上の水深が113ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は0個。
 5/5  第二堰上の水深が123ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は0個。
 5/9  第二堰上の水深が120ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は0個。
 6/27 第二堰上の水深が108ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は2個。
 7/11 第二堰上の水深が108ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は3個。
 7/18 第二堰上の水深が107ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は4個。
 7/25 第二堰上の水深が103ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は5個。
 8/1  第二堰上の水深が101ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は5個。
 8/8  第二堰上の水深が98ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は8個。
 8/16 第二堰上の水深が99ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は5個。
 8/24 第二堰上の水深が94ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は11個。
 8/29 第二堰上の水深が90ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は13個。
 9/5 第二堰上の水深が88ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は14個。
 9/11 第二堰上の水深計測なし、 水面に頭が出ていた玉石は13個。
 9/19 第二堰上の水深が104ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は5個。
 9/26 第二堰上の水深が116ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。
 10/3 第二堰上の水深が137ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。
 10/9 第二堰上の水深が130ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。
 10/10 第二堰上の水深が131ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。
 10/17 第二堰上の水深が128ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。
 10/24 第二堰上の水深が122ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。
 11/1  第二堰上の水深が135ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。
 11/7  第二堰上の水深が137ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。


■弁財天の池
・池から隣家水路へのオ-バ-フロ-:あり。越流箇所の水位、高位。越流箇所中央の玉石の上3分の1が出ている。
水深が137ミリだった10/3も越流箇所の水位は高位だった。(越流箇所中央の玉石の上3分の1が出ていた)

・池:やや濁っている。
・池奥(崖沿い)水路:やや濁っている。
導水量が多いのに、なぜ濁っているのか。

■万葉植物園湧水
・洗濯場の堰(元町用水):たたきの1センチ下あたりに水面。(コンクリ-トのたたきが傾いている補強のためか、たたきの前に木製の板が立てられている。たたきの水平面よりも2センチくらい上に出ており、板が3センチほど水の上に出ているので、3センチ-2センチ=1センチとした)
上流側
20101107-4.jpg

下流側
20101107-3.jpg

・石橋たもとの擬木(洗濯場の堰の上流)水面に出ている長さ:310mm (前回11/1:311mm)

・石橋の上流側・下流側の干潟:
上流側の干潟、なし。
下流側の干潟、なし。

・石樋(植物園内):石樋全体から溢れ、流水は勢いよく前に飛び出している。
背後の滝、向かって右側大量、左側は少量。
20101107-5.jpg

20101107-5.jpg

■ナガエミクリ自生地
20101107-2.jpg

■リオン湧水
・元町用水に勢いよく流れ込んでいる。
・道路下土管出口付近の川幅:160cm (前回11/1:177cm)
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