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▼国分寺崖線裾野の湧水を集めて流れる野川の最源流「真姿の池湧水群」の観測日誌 ▼ガイド・観察日誌・トピックス・インフォ→構成は「サイトマップ」「真姿の泉TODAY index」参照

2010年10月3日(日) [[観察日誌-3]本日の真姿の泉10年1月~12月]

午前中は晴れて爽やかでしたが、午後から曇り、夜には小雨も。
あいかわらず不安定な気候です。
9月後半の雨で湧出量が増え、真姿の池湧水第一堰は9筋に。
湧出量は去年・今年を通じて最多。堰から流れ落ちるゴ-ゴ-という水音を久しぶりに聞きました。
第二堰上の水深が130ミリを超えたのは2008年10月以来。

■観測時刻
13:30

■気象
・天気:晴れのち曇り
・気温(観測時):22.5℃
・降雨量:0mm
過去の気象データ検索(気象庁 府中): http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=44&prec_ch=%93%8C%8B%9E%93s&block_no=1133&block_ch=%95%7B%92%86&year=&month=&day=&view=


■真姿の池湧水
・擁壁下湧出口:
(1)東端角、水流で落ち葉がなくなり、はっきりとした流れが見えた。
(2)東端角から20センチあたり、はっきりとした流れ。
(3)東端角から西へ40センチあたり、はっきりとした流れ。
(4)60センチあたり、はっきりとした流れ。
(5)東端角から西へ80センチあたり、はっきりとした流れ。
(6)東端角から100センチあたり、はっきりとした流れ。
(7)これより西100センチ~150センチくらいの範囲、水流見える。
(8)東端角から150センチあたり、水流見える。
(9)東端角から150センチ~200センチの範囲、水流見える。

・第一堰:9筋 (9-) 擬木の  ア (ウ) a b (エ) (c) d e f に流水。
20101003-1.jpg

・第二堰:7筋   細 中 中 極太 極太 太 中太 無
20101003-7.jpg

・水温(第二堰上):17.4℃

・水深(第二堰上):135mm↑ (前回9/26:115mm↑)
1ミリ単位の計測:137mm (前回9/26:116mm)

第一堰直下から上流側グレイチングの間の川底に埋め込まれている玉石、水面に出ている数:0個。

10/1/26 第二堰上の水深が85ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は18個。
 1/31 第二堰上の水深が84ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は17個。
 2/3  第二堰上の水深が84ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は18個。
 2/7  第二堰上の水深が83ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は19個。
 2/10 第二堰上の水深が84ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は20個。
 2/21 第二堰上の水深が86ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は17個。
 3/22 第二堰上の水深が99ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は7個。
 3/28 第二堰上の水深が104ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は5個。
 4/18 第二堰上の水深が108ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は2個。
 4/25 第二堰上の水深が113ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は0個。
 5/5  第二堰上の水深が123ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は0個。
 5/9  第二堰上の水深が120ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は0個。
 6/27 第二堰上の水深が108ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は2個。
 7/11 第二堰上の水深が108ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は3個。
 7/18 第二堰上の水深が107ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は4個。
 7/25 第二堰上の水深が103ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は5個。
 8/1  第二堰上の水深が101ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は5個。
 8/8  第二堰上の水深が98ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は8個。
 8/16 第二堰上の水深が99ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は5個。
 8/24 第二堰上の水深が94ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は11個。
 8/29 第二堰上の水深が90ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は13個。
 9/5 第二堰上の水深が88ミリの時、水面に頭が出ていた玉石は14個。
 9/11 第二堰上の水深計測なし、 水面に頭が出ていた玉石は13個。
 9/19 第二堰上の水深が104ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は5個。
 9/26 第二堰上の水深が116ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。
 10/3 第二堰上の水深が137ミリの時、 水面に頭が出ていた玉石は0個。

■弁財天の池
・池から隣家水路へのオ-バ-フロ-:あり。越流箇所の水位、高位。越流箇所中央の玉石の上3分の1が出ている。

・池:やや濁っている。
・池奥(崖沿い)水路:やや濁っている。

■万葉植物園湧水
・洗濯場の堰(元町用水):たたきの2センチ下あたりに水面。(コンクリ-トのたたきが傾いている補強のためか、たたきの前に木製の板が立てられている。たたきの水平面よりも2センチくらい上に出ており、板が4センチほど水の上に出ているので、4センチ-2センチ=2センチとした)

上流側
20101003-4.jpg

下流側
20101003-3.jpg

・石橋たもとの擬木(洗濯場の堰の上流)水面に出ている長さ:313mm (前回9/26:333mm)

・石橋の上流側・下流側の干潟:
上流側の干潟、ほぼ解消された。
下流側の干潟、解消された。

・石樋(植物園内):石樋の全体から溢れ、流水は勢いよく前に飛び出している。
背後の滝、向かって右側超多量、左側は流れは草が茂って確認できず。
20101003-5.jpg

20101003-6.jpg

■ナガエミクリ自生地
20101003-2.jpg

■リオン湧水
・元町用水に大量に流入
・道路下土管出口付近の川幅:155cm (前回9/26:110cm )

Nature
万葉植物園(現・国分寺本堂境内)の白い彼岸花の隣に黄色い彼岸花?。
花の形は彼岸花ですが、色は黄みがかった白ではなく、鮮やかな黄色。こんな彼岸花もあるのかしらと思って調べてみたら、どうも、鐘馗水仙(ショウキズイセン)という近縁種によく似ているようです。
今年は夏が暑すぎて開花が遅れ、彼岸花の咲かないお彼岸でしたが、10月になってもまだ咲いています。
20101003お寺の黄色い彼岸花.jpg

元町用水の石橋の水位計測ポイントで、石橋の上にひざをついて計りましょうと思ったら、なんと小さなヘビ。
あわてて携帯電話のカメラで撮りました。
体調はせいぜい40センチくらい、細くて小さなヘビです。
写真は、体がまっすぐ伸びてしまっているので長いミミズみたいに見えますが、最初に見た瞬間は蛇行して進んでおり、たしかにヘビでした。
携帯電話のカメラを出そうとゴソゴソしている間、ヘビのほうが固まってしまったのか、体を伸ばしたままじっとしていました。
シャッタ-を押した瞬間また動き出し、結構なスピ-ドで植え込みの中に入ってしまいました。
このスピ-ドはやっぱりヘビです。ミミズじゃない。

調べてみたら、ヘビの産卵は7~8月で、暑い間はあまり動かず、9月に盛んに活動するが、10月にはもう動かなくなり冬眠の準備にはいると書いてありました。
やはり、夏が暑すぎて、ヘビの冬眠準備も後ろにずれこんでいるのでしょうか。
20101003元町用水石橋に蛇.jpg


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