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「国分寺市緑の基本計画改定」(素案)の問題点まとめ [[特集]湧水・地下水保全条例制定への課題]

意見書はあくまでも私見ですが、このブログの特集でとりあげた「国分寺市緑の基本計画改定」(素案)の問題点のまとめとして、意見書全文を掲載しておきます。

20100929「国分寺市緑の基本計画改定」(素案)への意見.doc(畑中の意見書)

以下は、意見の根拠についての詳細を省略した概略版です。


「国分寺市緑の基本計画改定」(素案)への意見(パブリック・コメント) 概略
(2010年(平成22年)9月29日 国分寺市都市建設部緑と水と公園課に提出)

Ⅰ.砂川用水・恋ヶ窪用水の整備・復元について
砂川用水・恋ヶ窪用水の整備・復元については、57ぺージ、127ぺージなど、いずれも「整備を検討します」「整備に向けた検討」となっていますが、「整備を推進します」と明確に宣言をすべきです。
用水の復元・整備は、どこまでの規模で復元するか、どのような修景整備が相応しいのか等の検討、用水に隣接した住民の意向・意識調査、安全性の確保、復元工事の手法の検討など、膨大な手間と資金がかかります。国分寺市の財政力を考えると、「整備を推進します」と明確に宣言し難い事情は理解できますが、用水の復元整備は、正常な水循環を取り戻し、都市のヒートアイランド現象を緩和させる手段として極めて有効です。社会的なニ-ズの高い、極めて今日的な課題と位置づけ、優先すべき施策として積極的に推進すべきです。
緑の基本計画見直しを機に、用水の復元整備事業を、都市のヒートアイランド現象緩和の社会実験として構想し、国・都・民間と協働・協力をはかり、可能な助成金を得ながら推進することを提案します。
(意見の根拠 省略)

Ⅱ.PDCAサイクルについて
基本計画の中身が生きるかどうか、肝心なのは実施計画であることが、基本計画の中にもうたわれており、140ぺージの「計画の進行管理」には、「PDCAサイクル」により計画の進行管理を行う、とありますが、「見直し(Action)」となっている部分は「改善(Action)」と修正すべきです。
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計画の進行管理(140ぺージ)
緑と水の将来像「(中略)」の実現に向けて、今後、本計画に即して個別施策を実施していきますが、(中略)確保目標の達成状況や個別施策の進捗状況について、市民、事業者等、市の三者が定期的に点検・評価し、適宜計画を見直していくことが重要です。
このため、本計画に位置づけられた個別施策の実施時期や目標を示した「国分寺市緑の実施計画」を策定し、計画(Plan)-実施(Do)-点検・評価(Check)-見直し(Action)を行う「PDCAサイクル」により計画の進行管理を行います。
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(意見の根拠 省略)





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