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▼国分寺崖線裾野の湧水を集めて流れる野川の最源流「真姿の池湧水群」の観測日誌 ▼ガイド・観察日誌・トピックス・インフォ→構成は「サイトマップ」「真姿の泉TODAY index」参照

今井堯さんの業績と軌跡をたどる会(10/18開催) [インフォメ-ション&レポート]

真姿のいずみ観察会の母体、国分寺・名水と歴史的景観を守る会の前会長で、今年4月に亡くなった今井堯さん(考古学者)の業績と軌跡をたどる会が近づいてきました。
名水の会では、今日、直前の幹事会をひらいて、最後の詰めをいたしました。

今井さんの著書・論文の目録もほぼ出来上がり、その研究の守備範囲の広さにあらためて驚いています。
10月1日に発刊された『天皇陵の解明―閉ざされた「陵墓」古墳』は、専門の陵墓について今井さんの研究の集大成で、まさに命をかけて書き上げた著書です。

会は3部構成です。
第一部は、この出版を全面的に支援された勅使河原彰先生(日本考古学、文化財保存全国協議会常任委員、(財)トトロのふるさと財団理事、明治大学文学部講師)が、今井堯さんの学問的業績についての報告。

第二部は勅使河原彰先生の司会で座談会。
椚(くぬぎ)國男先生 (元教諭=都立八王子工業高校で考古学部の顧問 「多摩考古学研究会」世話人、高尾山天狗裁判原告団幹事 国史跡八王子城とオオタカを守る会前代表)、村山光一先生(古代史 慶応時塾大学名誉教授、国分寺・名水と歴史的景観を守る会顧問 旧・東山道を保存する会会長)、坪田幹男さん(ふじみ野市教育委員会生涯学習課文化財保護係)、小松崎栄さん(日本アジアアフリカラテンアメリカ連帯委員会)ら、生前の今井さんをよく知る方々が、今井堯さんの人柄と学問を語ります。

ちなみに、今朝の朝日新聞多摩版に、椚國男先生(83歳)が40年余りの研究の集大成として、前方後円墳の築造・設計法を検証した本を出されたという記事が載っていました。ますますお元気そうです。
http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000910090002

第三部は、古墳研究の第一人者、甘粕健先生(新潟大学名誉教授 新潟市歴史博物館館長 元日本考古学協会会長)の記念講演。演題は「今井堯さんの古墳研究」です。
甘粕先生は、当日、新潟からかけつけてくださいます。

会員以外の方も参加できます。
<参加申込み・お問い合わせ>
国分寺・名水と歴史的景観を守る会:meisui.keikan@gmail.com
までメ-ルで。
お名前、ご住所、電話番号をお知らせください。

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今井さん写真.JPG
第10回和島誠一賞受賞記念
『天皇陵の解明―閉ざされた「陵墓」古墳』出版記念
生涯を「青春」と「反骨」で生きた考古学者
今井堯さんの業績と軌跡をたどる会

日時:2009年10月18日(日)13:00~17:00
会場:国分寺労政会館 地下1階第1会議室(定員70名)
  〒185-0021国分寺市南町3-22-10  電話:042-323-8515
  JR中央線「国分寺駅」南口下車 徒歩5分
会費:2,500円 (今井さんの本 [定価2,800円+税] を含む)
主催:国分寺・名水と歴史的景観を守る会

<プログラム>                    
第一部:報告 ― 今井堯さんの学問的業績をたどる
勅使河原彰(考古学者 文化財保存全国協議会)

第二部:座談会 ― 今井堯さんの人柄と学問  司会:勅使河原彰
椚國男 (高尾山天狗裁判原告団幹事 国史跡八王子城とオオタカを守る会前代表)
村山光一(国分寺・名水と歴史的景観を守る会 旧・東山道を保存する会)
坪田幹男(ふじみ野市教育委員会生涯学習課文化財保護係)
小松崎栄(日本アジアアフリカラテンアメリカ連帯委員会)

第三部:記念講演 ― 今井堯さんの古墳研究
甘粕健 (新潟大学名誉教授 新潟市歴史博物館館長 元日本考古学協会会長)

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詳細(趣旨、申込み方法など)は国分寺・名水と歴史的景観を守る会のブログをご覧ください:
http://meisui-keikan.blogspot.com/2009/09/1018.html

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